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2019年4月4日 リマ 栗原健一

ペルー:Las Bambas銅鉱山争議、Nueva Fuerabamba村長は道路封鎖解除を村に提案

 2019年4月2日付け地元各紙によると、Apurimac州内の市民団体が、4月2日から48時間のゼネスト実施を発表した中、Nueva Fuerabamba村のRojas村長は、Limaでの政府との協議に基づきApurmac州Challhuahuacho区とCusco州Yavi Yaviエリアの2か所において、地元住民らに対し道路封鎖と非常事態宣言の同時解除に関する提案を行う見通しとなっている。
 対話協議の再開には、道路封鎖や非常事態宣言の解除が条件となっていることから、村長が住民の合意を取り付けられるかどうかが、争議解決の大きなポイントとなるものの、Vargas副村長は、あくまでも法務顧問2名の保釈を要求しているほか、村内で行われた住民集会において、法務顧問が不在のままRojas村長が政府やMinera Las Bambas社との協議に応じた場合、村長としての権限を認めないことが決定されるなど、村内部での意見の相違が深まっている。さらにVargas副村長は、(これまでの要求に反して)金銭の支払いによる経済的な対価ではなく、Yavi Yaviエリアを迂回する道路の建設を提案している。
 一方、運輸通信省のAredes対話・社会対策局長が、鉱物輸送道の建設や拡張による補償を支払う意図があり、補償はFuerabamba村に限らず、同様の影響を受けた全てのコミュニティを対象とする方針を示していた件について、Trujillo運輸大臣は、補償支給の対象となるのは合計38の村と53名の地主であり、その合計は300~350mPENとなる見通しを示した。さらに、全長324kmの道路のうち、46km分に相当する2つのコミュニティに対して、既に16mPENを支払い、問題が発生しているのはNueva Fuerabamba村の所有する12kmの区間であることを明らかにした。

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