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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2019年4月4日 シドニー 吉川竜太

PNG:中国MCC社、Ramuニッケル・コバルト鉱山の拡張計画を見直しか

 2019年3月28日付の地元メディアは、中国Minmetals社傘下のMetallurgical Corporation of China(MCC)社がPNGでオペレーターとして操業しているRamu Ni・Co鉱山に関し、MCC社がRamu鉱山の拡張計画を見直すことを検討していると報じている。メディアによると、MCC社は2018年11月にPNGで開催されたAPECにおいてRamu鉱山の拡張計画を発表していたが、この発表は土地所有者や利害関係者の間で論争の種となり、PNG政府のO’Neill首相や地元政府が、拡張計画は土地所有者や地元利害関係者の利益が確保される形で政府との鉱業協定が見直されない限り保証されるものではないと発言したり、地元土地所有者グループが鉱山操業に必要な水の供給を遮断することを警告したりする事態となっていた。MCC社は計画見直しの理由として、高額な建設コストや同社が2018年に失効した鉱業協定の合意内容を完全に履行できていないことを挙げている。なお、MCC社は地元土地所有者との間で3月27日に土地補償協定を再締結したが、地元Madang州政府はその大本の契約となるべき鉱業協定が締結されていない状況での土地補償協定の締結は無効で、Ramu鉱山の操業は依然違法状態のままであると指摘している。

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