閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2019年4月8日 リマ 栗原健一

ペルー:Las Bambas銅鉱山争議、続報

 2019年4月3~4日付け地元各紙によると、Nueva Fuerabamba村のRojas村長は、Limaにおける政府との協議に基づきApurimac州Challhuahuacho区とCusco州Yavi Yaviエリアの2か所において、地元住民らに対し道路封鎖と非常事態宣言の同時解除に関する提案を行ったものの、住民らはあくまでも法務顧問2名の保釈を要求する姿勢を変えず、道路封鎖は依然として継続されている。
 Rojas村長は6日にLimaで政府と再度協議する予定となっている。
 一方、Tambobamba準備捜査裁判所は検察の要請を受け入れる形で、法務顧問2名とMinera Las Bambas社の元社員の1名に対し、同社に対する恐喝の容疑による36か月間の拘留を決定した。検察によれば、容疑者らは同社による155mUS$の支払いを目的として、地域住民を扇動しデモや道路封鎖等を計画したほか、同社から支払われる金額の40%(62mUS$)を弁護士報酬として要求していた。
 他方、Cotabambas郡Haquira区内の複数の村の代表者であるHuamani氏は、Nueva Fuerabamba村は自村の利益のみ追及し、他の村々の存在を忘れているとした上で、独自の運動を展開していく方針を明らかにするなど、Nueva Fuerabamba村に反発する自治体や集落もあり、事態はさらに複雑化している。
 このような中Vizcarra大統領は、然るべき時期を見極めて現地を訪問する意思を表明した。

ページトップへ