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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベリリウム 亜鉛
2019年4月18日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Ozernoe多金属鉱床の開発ライセンスが移転

 2019年3月22日付の地元報道等によると、セルゲイ・ゴルデーエフ氏(PIKグループ社長・主要株主)の関係企業がOzernoe多金属鉱床(ブリヤート共和国)の新たな所有者となった。PIKグループは現在ロシア最大手のデベロッパーであり、ゴルデーエフ氏はForbes誌によるロシア長者番付で57位(資産1.7bUS$)に位置している。
 亜鉛埋蔵量と鉱石の質で世界トップ10に入るOzernoe鉱床の開発ライセンスは、2004年にTechprominvest社(ミハイル・スリペンチュク氏のMetropolグループのMBC Corporation傘下)が取得していたが、これまで鉱床開発事業に着手してこなかった。2018年春、ブリヤート共和国のツィデノフ首長はスリペンチュク氏に対し、開発を開始しなければOzernoe鉱床を取り上げると警告、年末には新たな投資家を見つけたと発表した。ツィデノフ首長は、「Ozernoe鉱山では作業が再開され、設計が進められており、3年後には亜鉛採掘を予定している。プロジェクトは復活した。これは共和国最大のプロジェクトの一つであり、投資額(インフラを含む)は約70bRUBである」と述べた。
 ゴルデーエフ氏がブリヤート共和国で行うプロジェクトはOzernoe鉱床開発だけではなく、Nazarovskoe金鉱床、Talinskoe褐炭鉱床、Ermakovskoe蛍石・ベリリウム鉱床も同氏の支配下に移った。これら全ての鉱業資産はモスクワで登記されたOz Management社が管理することになる。

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