閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2019年4月25日 リマ 栗原健一

ペルー:San Martin州弁護士会は国家警察による鉱山警備に対する違憲性を指摘

 2019年4月15日付け地元紙によると、San Martin州弁護士会は、ペルー国家警察(PNP)による資源採掘企業の警備の実施を目的とした両者間の私的契約書締結を認める法令の違憲性を主張し、憲法裁判所に提訴した。
 本提訴は、国家警察が、賃金その他の経済的対価と引き換えに鉱山企業に対する警護サービスを提供することを認める法令1267の無効を要求しているほか、国会や政府に対し、本件に関連性のある法規策定の際、国内外の人権保護基準を遵守するよう求めている。
 提訴状には、国内には国家警察と企業の間に締結された138件の契約が存在しており、このうち29件が有効となっていることが示される一方で、この種の協定契約は、資源採掘企業にとって有利な形で国家警察による治安維持活動を私有化する一方で、社会・環境関連の抗議活動が犯罪化され、地域住民や先住民人権保護活動家に不利益をもたらしている旨が主張されている。

ページトップへ