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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年4月25日 リマ 栗原健一

コロンビア:Fortesqueu Metals Group社、コロンビアに進出、将来的な開発を目指し探鉱に取り組む

 2019年4月11日付け地元紙によると、Fortesqueu Metals Group社(FMG社、豪州)は同社Webサイトにおいて、国家鉱業庁(ANM)に対し金や銅の探鉱を目的とした合計64件の鉱区申請を行ったことを明らかにした。
 FMG社は、南米において探鉱や生産の機会を評価するためのプログラムを実施しており、技術・地質分析の結果、アルゼンチン、コロンビア、エクアドルの3か国により高い関心があることを表明している。なお、エクアドルでは32件の鉱区を取得し、ポーフィリー銅鉱床のポテンシャルに係る初期評価を実施している一方、アルゼンチンではRincón de Araya 銅プロジェクト、Calderón銅・金プロジェクト、Calderoncito銅・金プロジェクト等の探鉱案件に関心があること等を明らかにしている。
 一方コロンビアの鉱業専門家は、FMG社の進出は大規模な銅プロジェクトの開発の可能性を意味しており、国内の資源採掘産業推進につながるとの見方を示している。またANMのHabid長官は、「FMG社は現在、複数の鉱区申請を行っており、コロンビアでのプロジェクト開発に大きな関心を示している。」とコメントした。
 同様にDavis駐コロンビア豪州大使も、様々なメディア対して、FMG社がコロンビアに重要な投資を行ったと述べているほか、世界第4位の鉄鉱石生産企業である同社は、豪州外においてポートフォリオ多様化に積極的に取り組んでおり、南米は同社の多様化や操業の拠点となる可能性があるとした。特にコロンビアは石炭や金に限らず、銅、鉄鉱石、ニッケル、銀、エメラルド等の地質ポテンシャルの豊かさが魅力であり、豪州のその他の鉱山企業も関心を抱いていると述べている。
 豪州からコロンビアに対する投資は、鉱山セクターにおいて始まり、現在の代表的な投資としてはBHPによるCerrejon石炭鉱山への投資や、South32社によるCerro Matosoニッケル鉱山の操業等が挙げられる。

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