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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2019年5月13日 リマ 栗原健一

ペルー:Nexa Resources社、Cajamarquilla亜鉛精錬所に24mUS$の投資を計画

 2019年5月6日付け地元紙によると、Nexa Resources社は、Cajamarquilla精錬所におけるジャロサイトプロセス導入により亜鉛回収率を3%高めるプロジェクトに対する投資総額は44mUS$であり、このうち20mUS$が2018年に投資され、残り24mUS$が2019年に投資される計画である旨明らかにした。
 Nexaペルー社のPorto CEOは、本プロジェクトによってCajamarquilla精錬所は世界6位の亜鉛生産量となるほか、新たなインフラの建設を行うことなく330千tから340千tへの増産を実現することになると説明した。さらに同CEOは、まだ効率化の余地があるとし、今後も拡張ではなく、ボトルネック解消を対象としたプロジェクトへの投資を行っていきたいとの方針を示した。
 さらに、現在Cajamarquilla精錬所で精錬される精鉱の60%が自社のCerro Lindo鉱山(Ica州)、El Porvenir・Atacocha鉱山(Pasco州)から、残り40%は他社の鉱山から供給されているが、将来的には自社の精鉱供給率を100%とすることを目的としている旨明らかにした。
 一方同社は、2019年にペルー国内の鉱山会社では最大規模(原文ママ)となる74mUS$の探鉱投資を行い、Shalipaycoプロジェクト(Junin州)、Bongaraプロジェクト(Amazonas州)、Hiralionプロジェクト(Ancash州)における亜鉛資源量増加のほか、Cerro Lindo亜鉛鉱山やEl Porvenir-Atacocha亜鉛鉱山における増産を目指している。特に、Cerro Lindo亜鉛鉱山においてマインライフを8年から12年に延長するために必要な埋蔵量の発見が目標とされていることについて、同CEOは「2005年から現在までに、Cerro Lindo鉱山の粗鉱処理量は5千t/日から22千t/日に増加した。より多くの埋蔵量を発見できた場合、2023年に更なる拡張を検討する可能性がある」とコメントした。

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