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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年5月16日 ロンドン 倉田清香

その他:ICSGの銅需給予測、2019年は約19万t、2020年は約25万tの供給不足

 2019年5月9~10日、ポルトガル・リスボンにおいて国際銅研究会(ICSG)が開催され、2019年及び2020年の銅需給予測について協議が行われた。2019年及び2020年の銅需給バランスについて、2019年は約19万t、2020年は約25万tの供給不足と予測した。
 供給サイドについて、銅鉱山生産量については、2019年は対前年比と変わりがなく2,064.1万tと予測。2020年は2019年に新しく開始される鉱山の立ち上げと拡大、そしてインドネシアの生産量の回復によって、前年比1.9%増の2,102.9万tと予測。銅地金生産量については、中国の電解製錬能力の拡大、DRコンゴでの電解採取の増加、豪州、ブラジル、インドネシア、ポーランド等の製錬所における2018年からの運営上の問題の改善により、2019年は前年比2.8%増の2,478.0万tと予測。2020年は、銅精鉱の入手が難しくなることによって地金生産量は前年比1.2%増の2,508.0万tまでしか伸びない見込み。
 需要サイドについて、銅地金消費量については、銅需要の持続的な成長は続くものの、2019年と2020年の経済成長の減速によって影響を受けると予測。2019年の銅地金消費量は対前年比2%増の2,496.9万t。2020年は対前年比1.5%増の2,533.0万t。主に中国が消費量の伸びに貢献することになるが、中国での消費量は対前年比2%増と予測している。また、中国以外では2019年には対前年比1.7%増、2020年には主に中東やインドなどの他のアジア国の需要増により対前年比2%増の見込み。

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