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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2019年7月2日 リマ 栗原健一

ペルー:Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクト、土地利用許可の規則改正によるプロジェクトの遅れを警告

 2019年6月26日付け地元紙によると、Jinzhao Mining Peru社は、大統領令DS015-20019-Viviendaによる土地利用権の取得手続改正により、Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクト(Arequipa州)の開発に影響がもたらされる可能性を明らかにした。
 同社によれば、2019年4月に公布された本大統領令は、森林・野生動物庁(SERFOR)に対し、農地や森林以外のエリアについてより強い権限を与えるものであるほか、SERFORが「保護地(Tierras de proteccion)」と定義するエリア(不毛地で農耕に適さないが鉱業その他の経済的価値がある場所)の利用権の付与を制限するものとなっている。
 具体的には、本エリアに該当するPampa de Pongo鉄鉱石プロジェクトの場合、SERFORから森林資源の不在証明書の発行を得る必要があるなど、新たな手続が加わることを意味している。
 また同社は、本プロジェクトの環境影響調査は2020年1月で期限を迎える一方、鉱山建設許可を得るためには、土地利用許可の取得が前提となることから、手続きが間に合わない場合、新たに環境影響調査をやり直さなければならなくなるとの懸念を表明している。
 鉱業関係者によれば、本規則改正によって、Arequipa州やIca州を中心に16件(2件とのコメントもあり)の鉱業プロジェクトが影響を受けるほか、炭化水素、建設、通信等のセクターを含めた場合は180件の事業に影響が及ぶ見通しとなっている。

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