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2019年7月19日 リマ 栗原健一

ペルー:Moquegua州、鉱山企業に対する24時間デモを実施

 2019年7月16日付け地元各紙によると、7月15日、Moquegua州内で活動する鉱山企業に対し、環境汚染の疑いや合意不履行等に対し抗議を表明する24時間デモが実施された。抗議活動ではMontalvo橋や道路の封鎖等が行われた。
 デモ参加者は、Anglo Americanの活動による粉塵被害の発生や、Southern Copper社のCuajone銅鉱山がTorata川流域に損害をもたらしていると主張したほか、Moquegua州のCuevas州知事やMariscal Nieto郡のCardenas郡長が鉱山企業に対して断固とした姿勢を示さないことに対して批判した。
 同日夜、両州知事・郡長らは声明を発表し、デモ抗議の実施は市民に認められた権利であるとの考えを示した一方、Anglo American、Southern Copper社、Arutani社等に対し、雇用に関する合意の履行を要請した。これに対してAnglo Americanは、同社はMoqegua州との間に存在する約束や義務事項を全て履行している、例えば単純労働者の雇用率は合意の範囲を超えた95%に達しているほか、技能労働者を含めた地元出身の労働者の雇用率は約40%にのぼると説明した。また、環境面についても法定基準を遵守していると主張した。

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