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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ネオジム レアアース/希土類
2019年8月13日 ロンドン 倉田清香

英:バーミンガム大学、レアアースリサイクル施設建設費用4m€の支援獲得

 2019年8月7日付けのプレスリリースによると、英国・バーミンガム大学は、スクラップからレアアースを回収するパイロット施設の建設のため、EUが資金供給しているHorizon 2020のSUSMAGPRO (Sustainable Recovery,Reprocessing and Reuse of Rare Earth Magnets in a Circular Economy)プロジェクトの一環として、4m€の支援を受けた。同施設では、ネオジム、ホウ素、鉄でできた磁石のリサイクルにフォーカスする。これらの金属は、ハードディスクドライブ、家電製品、電気自動車、風力発電機に使用されており、グリーンな低炭素社会への転換においてますます重要となっている。近年、レアアースの価格は大きく変動しており、磁石のリサイクルは欧州内製造拠点のサプライチェーン保護にも有効である。今回の支援は、欧州内において年間20tのリサイクル磁石を生産することができるサプライチェーンの構築のために用いられることになる。従来の方法では、レアアースの抽出に磁石の解体と取り外しが必要だったが、今回のプロジェクトでは、水素を活用して磁石の金属合金をパウダー状にすることによって抽出が容易となり、時間と労力、費用を節約できる。

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