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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年8月30日 リマ 栗原健一

ペルー:Tia Maria銅プロジェクト反対デモ隊の道路封鎖により、再び銅精鉱輸出が停止

 2019年8月28日付け地元紙によると、鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)のFumagalli会長は、Tia Maria銅プロジェクト反対のデモ隊がMatarani港(Arequipa州)へのアクセス道と鉄道の封鎖を再開し、銅精鉱の出荷が妨害されたほか、Mollendo港(Arequipa州)へのアクセス道も封鎖されたことで、同港からの燃料の出荷や、貨物列車やタンクローリーへの積込みも妨害されたことを明らかにした。また、Matarani港、Mollendo港共に、デモ隊を排除しようとした警官隊との衝突によるけが人が発生した。
 Fumagalli会長は、Tia Maria銅プロジェクト反対デモが40日以上に及ぶ中、Arequipa市街での抗議活動は収まりつつある一方で、パンアメリカンハイウェイや南部鉱物輸送道(Corredor Minero del Sur)につながる鉄道の封鎖等が再開されたことに強い懸念を表明し、政府に対して秩序回復を要請した。
 こうした中、政府は8月27日、Mollendo港においてもMatarani港同様に警察の治安維持に対する軍隊の支援活動を許可する政令を公布した。
 一方Arequipa州のCaceres知事は、同州がエネルギー鉱山省鉱業審議会に提出したTia Maria銅プロジェクト建設許可の見直し請求について、早期の回答を改めて要請した。

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