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2019年9月6日 リマ 栗原健一

エクアドル:憲法裁判所、Azuay県の住民投票にかかる申請の審査を開始

 2019年8月28日付け地元紙によると、憲法裁判所は26日、Azuay県での住民投票にかかるYaku Pérez県知事及び同県Ponce Enríquez郡のBaldor Bermeo郡長からの申請をともに正式に受理し、審査手続きが開始されることとなった。
 Pérez知事はAzuay県での鉱業活動の禁止を求めて、「Azuay県の水源地、水源の涵養域・流出域・調節域、高山草原地帯、湿地、保護林及びその生態系が脆弱な地域における金属鉱業の探査、探鉱、採掘活動を例外なく禁止することに賛成するか?」との質問を、また、Bermeo郡長は郡の主要産業として鉱業活動の発展が必要との立場から、「郡管轄内で、憲法と関連法規に則り、環境と水資源を尊重し、関係当局により合法的に認可されたすべてのフェーズの金属鉱業活動が実施されることに賛成するか?」との質問を申請し、合憲性の審査要請をしていた。
 裁判所は、申請者の他、エネルギー・再生不能天然資源省、鉱業管理調整機構(ARCOM)、護民官組織、国家権限審議会(Consejo Nacional de Competencias)、エクアドル市役所連合等に対し、本件に関する論拠を書面にて提出するよう求めた。また、法廷助言者(Amicus Curiae)の形で、社会団体、民間企業、高等教育機関、各分野の専門家たちも論拠を提出することが出来る。その後、Quito市で公聴会が開かれ、10月には判断が下されると見込まれる。

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