閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類
2019年10月16日 シドニー Whatmore康子

豪:Ross米国商務長官が豪州訪問、閣僚会談はクリティカルメタルの豪米共同開発が主題に

 2019年10月9日付けの地元メディアによると、米国のWilbur Ross商務長官は10月7日の週に豪州を訪問し、豪連邦のMorrison首相やBirmingham貿易投資大臣とレアアースなどクリティカルメタルの豪米共同開発について話し合いを進める予定だ。この話し合いは、「米豪クリティカルメタルアクションプラン」策定に向け、2019年11月に米国ワシントンで予定される豪米高官レベルの話し合いに先駆けて行われるもので、米中貿易摩擦や豪米間の貿易及び投資についての話し合いも行われる。一方、シドニー大学の米国研究センターは10月9日に発表した報告書において、中国が貿易摩擦での報復手段としてレアアースを禁輸するのでないかといった米国政府の懸念に対し、「中国は、禁輸が海外のレアアース市場における競争や代替品の使用を刺激することになるといったリスクを含むことから、これに関心は示していない」と否定し、豪州のレアアース開発においては、「中国は国内のレアアース需要が供給を上回る見通しであることや、同国の投資家が既に豪州で最も有望なレアアース開発プロジェクトに権益を保有しているといったことから、最も有力な出資者となりうるだろう」との見解を示している。

ページトップへ