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ニュース・フラッシュ

鉱種:
タングステン
2019年10月17日 ジャカルタ 南博志

ベトナム:Masan Resources社子会社、独HC Starck社からタングステン事業を買収へ

 2019年9月18日付け地元メディアによると、ベトナム資源開発会社Masan Resources社子会社のMasan Tungsten Limited Liability Company(MTC)が、独HC Starck社のタングステン事業を買収する契約に署名した。HC Starck社は、タングステン、モリブデン、タンタル、ニオブ等の事業を主力として世界中に展開しており、各国に顧客を持つ歴史ある企業である。この買収により、パラタングステン酸アンモニウム(APT)の低価格での安定供給を図れるほか、リサイクルの施設・技術等も取得でき、世界での高い競争力を持つことになると考えられる。
 一方、9月11日付け地元メディアによると、同じくMasan Resources社子会社のNui Phao Mining社は、Thai Nguyen省のタングステン製錬所のEPC契約への参入とそのパフォーマンスに関して訴訟となっていた豪エンジニアリング企業Jacobs E&C Australia社から130mUS$の和解金を受け取った。Masan Resources社の今後のタングステン分野での動向が注目される。

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