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鉱種:
2019年10月21日 シドニー Whatmore康子

豪:Evolution Mining社、NSW州Cowal金鉱山の生産量が干ばつで低下の恐れ

 2019年10月16日付けの地元メディアによると、豪Evolution Mining社がNSW州で操業するCowal Au鉱山の生産量が、豪州東部を襲っている干ばつの影響を受ける恐れが生じている。同社のBob Fulker COOは10月15日に「Lachlan川への依存度を低減するなど複数の緩和戦略に取り組んでいるが、夏季の降雨が非常に少なくなり、どの戦略も功を奏さない場合は、2019/20年度末までに生産に支障が生じ、2020/21年度もその影響が続く恐れがある」と述べた。同鉱山はLachlan川のほか地下水を操業に使用しているが、同社のJake Klein会長は「尾鉱ダムから回収される水の利用率を高めることなどにより、現在50%の水リサイクル率を増やし、Au選鉱に適した塩分濃度の代替的井戸を優先利用したい」と述べた。一方、豪気象局は10月1日の報告で「豪州の2019年9月の降雨量は過去120年間で4番目に少なく、NSW州中西部の11月における降雨量が中間値を上回る確率は20~30%」としている。Cowal Au鉱山はEvolution Mining社の主力資産で、2019/20年7~9月四半期の生産量は76千ozと過去最高水準となり、同社の金生産量の40%近くを占めている。

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