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2019年10月23日 北京 塚田裕之

中国:中国政府は、鉱業市場における更なる自由化を推し進める

 鉱物資源行政審査認可制度における改革から石油天然ガス探査採掘市場の自由化まで、中国政府は鉱業市場における更なる自由化を推し進めている。中国自然資源部凌月明副部長が2019年10月9日に開かれた「中国国際鉱業大会2019」で講演した内容によると、現在、中国政府は「鉱産資源法」の修正作業を進めている。鉱業権の公開競争譲渡を全面的に推し進め、個別契約による譲渡を厳しく取り締まる方針だ。これにより、鉱業権者の正当な権益を確保し、国内外にある各種市場を平等に取り扱うようにする。凌月明副部長の話によると、自然資源部は行政サービスの全面的最適化のため、ビジネス環境を改善して政府や市場の関係を再建し、市場において政府の役目を充分に発揮させる。自然資源部は、2019年中に一連の鉱物資源行政審査認可制度及びそのプロセスを改善して石油・天然ガス探査開発市場を拡大し、中央政府と地方政府における鉱業権審査認可権限等、価格措置に対する重要な見直しを行う。また、法律に基づいて企業による鉱物資源探査の開発バックアップシステムを完備させ、鉱物資源埋蔵量に対する評価審査・登記作業を統合させる。鉱物資源埋蔵量に対する定期的調査評価制度を築き、鉱業分野による土地または海洋利用の保障を強化し、国有鉱山企業や民間企業の資金による探査を奨励する。講演によると、資源開発と環境保護間の関係に適宜対応するため、自然資源部は鉱産資源総合利用に関わる最新技術を推し広げ、グリーン鉱山の建設を促進する。
 「中国国際鉱業大会2019」は2019年10月9~11日に天津で開かれた。当該会議は中国鉱業連合会が主催しており、今回は「世界の鉱業業界において品質の高い且つ共同成長を求める」をテーマとした。世界50か国及び地域から政府役員、専門学者と鉱山企業関係者、金融機関の代表など計1万人が、会議や展示会に参加した。

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