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2019年11月13日 シドニー Whatmore康子

豪:BHPの豪年次総会、鉱業団体からの脱退迫る決議書に株主の29.5%が賛同

 2019年11月8日付けの地元メディアによると、BHPが同年11月7日に豪シドニーで開いた年次総会において、企業の倫理的責任を追求する団体Australian Centre for Corporate Responsibility(ACCR)が提出した、豪州鉱物資源評議会(MCA)など鉱業団体からの脱退を要求する決議書に対し、同社株主の29.5%が賛同の票を投じた。メディアによると、今回の賛同票率はACCRが2017年のBHP年次総会で提出した同様の決議書に対する賛同票率の3倍近くと、急速に伸びているという。一方、BHPのKen MacKenzie会長とAndrew Mackenzie CEOは、同社が鉱業団体から脱退すべきとの要求に強く反発しており、鉱業団体の価値はこれらが行うロビー活動ではなく、保安衛生や廃滓ダムの安全性などといった問題に対する鉱業界の協同的な取り組み及びリサーチ実施に向けて企業間の話し合いを促進することにあると主張している。また、BHPの役員会は、「ACCRの決議書に対する賛同票率は注視するものの、MCAやCoal21への加盟の継続については、その定期的な見直しが2019年末に完了するまではいかなる決断も見送る」としている。

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