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2019年11月15日 シドニー Whatmore康子

豪:Metso社、2050年までに完全自動化の選鉱プラントを実現する構想

 2019年11月12日付けの地元メディアによると、鉱山機器大手のMetso社は、選鉱施設における自動化を進め、2050年までには完全自動化を実現するといった構想を展開中である。この構想はオペレーターがプラントの不具合対応や最適解を見つける「レベル1」から、ソフトウェアが最適解を見つけたり、多くのオペレーターの業務が自動化された「レベル2」~「レベル4」、すべての保守点検が感知した予兆に対し、問題発生前に対処されるため予期せぬ操業中断の発生しない完全自動化である「レベル5」に分かれている。同社のJani Purorantaチーフデジタルオフィサー(CDO)によると、現在の鉱山会社の選鉱プラントの自動化レベルは多国籍メジャー企業の数少ない例を除き、ほとんどが「レベル1」という。同CDOはまた、プラントのソフトウェア導入においては、従業員がその変化に対応できるように教育することが大きな課題となると述べた。Metso社は、選鉱プラントの完全自動化は既存プラントへの導入が最適であり、新規プラントへの導入の場合、必要のない箇所での自動化導入作業によってその前後を含めた操業が複雑になったり、過剰投資に陥るリスクがあるとしている。

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