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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム 亜鉛
2019年11月26日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:2019年第3四半期の国内鉱業プロジェクト投資額が増加

 2019年11月19日付け地元紙によると、2019年第3四半期の国内鉱業プロジェクト投資額は新規プロジェクトにより増加した。生産開始時期が2025年以内と正式に発表されている鉱業プロジェクトは現在計24件で、合計投資額はおよそ7,450mUS$となり、前年同期のプロジェクト件数20件、合計投資額7,110mUS$から増加した。これらのプロジェクトの合計生産量は金34.21t(1.1百万oz)、銀1,275.24t(41百万oz)、銅326千t、亜鉛161千t、鉛23千t、炭酸リチウム35千tと試算されている。
 新規で追加されたプロジェクトは、以下の通り。
・Las Chispas銀プロジェクト(加SilverCrest Metals社、Sonora州)
 24プロジェクトの中でも特に重要とされ、年間生産量は銀16.80t(540千oz)、金1.73t(55.7千oz)と見積もられている。同社は現在初期投資額100mUS$確保のため資金調達オプションを評価中で、生産開始は2022年と予定されている。
・Oposura亜鉛・鉛プロジェクト(豪Azure Minerals社、Sonora州)
 2021年に計画されている大規模生産開始に向け、小規模の採掘がすでに開始しており、年間生産量は亜鉛19千t、鉛10千tと試算されている。一方で、以下のプロジェクトは生産開始に遅れが生じる見込みである。
・Sonoraリチウムプロジェクト(英Bacanora Lithium社、Sonora州)
 生産開始時期は当初の2021年から2022年への変更が発表されている。建設工事は2020年第2四半期に開始される。
・Pilares銅プロジェクト、El Pilar銅プロジェクト(米Southern Copper社、Sonora州)
 両プロジェクトは当初2020年生産開始予定であったものの、Pilaresプロジェクトは2021年に、El Pilarプロジェクトは2022年にそれぞれ変更となった。なお、同社は変更理由を公表していない。
・Minera Capela多金属プロジェクト(墨Peñoles社、Guerrero州)
 当初計画より四半期遅れ、2019年末に生産開始予定。投資額は303mUS$。

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