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鉱種:
コバルト その他 ニッケル
2019年12月10日 シドニー Whatmore康子

豪:GlencoreのGlasenberg CEO、石炭事業には引き続き注力するほか、ニッケルやコバルトにも前向きな姿勢を表明

 2019年12月5日付けの地元メディアによると、GlencoreのGlasenberg CEOは投資家に向けた説明会で、大手鉱山会社が一部の主要投資家から炭素排出と地球温暖化に加担する鉱物資源の事業から撤退するよう圧力が掛けられている中、同社は引き続き石炭事業に注力するとし、「石炭は現在、世界のエネルギー供給において26%のシェアを占めるが、2030年には22~23%となると我が社は予測している。一方、一般炭の世界需要量は現在750百万tだが、2030年にはそのシェアが23%に減ったとしても需要量は760百万tを維持するだろう。石炭事業は我が社のEBITDAの重要な部分を占める。我が社は石炭事業から撤退するつもりはない。」と述べた。一方、同CEOは世界的な化石燃料離れの動きに伴い、Glencoreは金属事業において電気自動車(EV)に使用されるNi、Co、Cuの需要の増加に注目しているとし、「2025年に世界のEV生産台数が11.5百万台となるとの予測に基づき、我が社はNiに関して330千t/年の増産が可能だ。また、2025年にはEVによるCo需要が現在の27千tから100千tに増加することが予測され、我が社のCo生産による利益もより増加することも期待できる。」と述べた。

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