閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2019年12月11日 シドニー Whatmore康子

豪:Alcoa社のVIC州Portlandアルミニウム製錬所、2021年以後の存続には安価な電力が必要

 2019年12月5日付けのメディアによると、米Alcoa社が操業するVIC州Portlandアルミニウム製錬所は、連邦政府やVIC州政府から受けた総額約240mA$の助成金をもとにAGL Energy社と締結した安価な電力供給契約が満了する2021年には、閉鎖するのではないかとの噂が流れている。これは、同社が2019年10月、「生産量1t当たりの炭素排出量が世界で最も少ないアルミニウム企業となるため、低収益かつ環境負荷の高いいくつかの製錬所の閉鎖を計画している」との声明を発表したことが背景にある。同製錬所は、Alcoa社が60%、豪Alumina社が40%を出資するAlcoa World Alumina & Chemicals JVが55%、中CITIC(中信)社と丸紅がそれぞれ22.5%の権益を保有する。Portland製錬所の閉鎖に拒否権を持つAlumina社のMike Ferraro CEOは、同製錬所の閉鎖について決定を下すのは時期尚早であるとし、「Portland製錬所は比較的新しく、稼働状態も良い。再度、より安価な電力供給の契約が締結できるよう交渉したい。」と述べた。

ページトップへ