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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2019年12月13日 金属企画部 小口朋恵

チリ:Prokurica鉱業大臣、小規模塩湖開発の検討に言及

 2019年12月4日付け地元紙は、チリ政府が、今注目されている大規模塩湖以外の、Aguilar、Infieles等小規模な塩湖の開発も検討していると報じた。
 Prokurica鉱業大臣は、政府がCODELCOとENAMIが行う塩湖開発を推進しているが、進展していないことを憂えた上で、チリはリチウム資源のポテンシャルが高いものの、生産増加には制度的な足かせ、環境懸念や価格といった問題点があることを指摘した。
 政府の2018年データによると、Aguilar塩湖のリチウム埋蔵量は70千tだが、正確なリチウムの埋蔵量とそれが商業的に開発可能な量なのかを確認する必要が指摘されている。またENAMIは、同塩湖を保有する加Wealth Minerals社と提携し、2025年頃に価格の回復を待って開発を進めたい考えである。欧州諸国や中国がチリのリチウム開発事業に関心を示しているが、技術的課題から具体的な進展には至っていない。Prokurica大臣は「バリューチェーン構築のためパートナーを検討しているが、規制も多い。近いうちに良いニュースを届けたい。」と述べた。

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