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ニュース・フラッシュ

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2020年1月24日 メキシコ 佐藤すみれ

ニカラグア:加Calibre Mining社、国内各鉱山で精力的な活動を進める

 2020年1月20日付け地元紙は、加Calibre Mining社・Russell Ball社長によるニカラグアにおける同社の活動状況に関する発言を伝えている。
 ニカラグアにおいては、B2Gold社が約10年前に同国で近代的鉱山活動を開始するまでは零細鉱山しか存在せず、未だ残る未探鉱の鉱物資源ポテンシャルはCalibre Mining社にとって非常に魅力的であるという。同社は、2019年に加B2Gold社よりEl Limón金鉱山及びLa Libertad金鉱山を買収し、現在両鉱山における探査を大幅に強化する計画である。なお、過去にEl Limón鉱山においては地下水問題があったが、現在は坑内掘りから露天掘りへの移行を行っている最中であり地下水問題はないという。また、La Libertad鉱山の採掘に係る許可申請が遅れていたが、B2Gold社との売買契約を交わしている最中にJabali坑道の上部に存在するJabali Antenna鉱床の採掘許可を取得した。現在は、地元コミュニティの移動のため政府と協力している。マインライフの延長に向けたボーリング調査に関しては、B2Gold社が2019年に約4,000mの試掘を行ったのに対し、Calibre社はLa Libertad鉱山において5か所、El Limón鉱山において1か所の計6か所にて総掘進長47,000mの試掘を予定している。El Limón鉱山のマインライフは、B2Gold社がLimón Central鉱床を捕捉したことから、6~8年の延長が見込まれている。La Libertad鉱山においては、Calibre社が買収する以前に、マインライフは2020年の時点で残り6か月と見込まれていたものの、同社は異なった見解を示しており、探鉱プログラムに注力する計画である。
 また、ニカラグアの鉱業法制に関して同社長は非常に高く評価しており、他の中南米諸国で活動してきた同社にとって、ニカラグアでは長い鉱業の歴史があり、他国では珍しく政府が零細鉱山との間で鉱業法規を定めていることを優れたモデルであると評価している。また、他に優れた点として、法の支配により秩序が保たれており、麻薬組織関連の犯罪が無いことを挙げた。
 Calibre社の2020年の優先事項は、Primavera金・銅プロジェクトの探鉱投資である。現在、加IAMGOLD社が権益70%の取得を計画しており、同社とのJV形成により探鉱及び開発資金の調達を試みている。

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