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ニュース・フラッシュ

鉱種:
タングステン レアアース/希土類
2020年2月27日 北京 塚田裕之

中国:自然資源部・工業情報化部、2020年度レアアース・タングステン採掘総量規制指標(第1期)に関する通達を発表

 2020年2月19日、中国自然資源部は、公式サイトで2020年レアアース・タングステン採掘総量規制指標に関する(第1期)通達を発表した。通達の内容は以下のとおり。
 国内優位鉱産資源の保護と合理的利用を図るため、保護性採掘特殊鉱種の管理規定に基づき、2020年は、継続的にレアアース鉱石、タングステン鉱石に対し採掘総量規制を実施し、2020年レアアース・タングステン採掘総量規制指標を2期に分け発表する。第1期の指標は2019年指標の50%に基づいて計算し、第2期分については、国の関連政策または市場状況に基づき当年度の第2四半期に適宜公表する。
一、2020年第1期のレアアース鉱石(レアアース酸化物REO)採掘総量規制指標を66,000t、そのうち、イオン型希土類鉱石(中・重希土が主要対象)の採掘指標を9,575t、岩鉱型軽希土類鉱石指標を56,425tとする。タングステン精鉱(三酸化タングステン含有量65%)の主要採掘総量を52,500t、そのうち主要採掘指標39,075t、総合利用指標13,425tとする。
二、関連省(自治区)自然資源、工業情報化部主管部門は、通達発表後の20作業日以内に指標を市、県あるいは企業に配分する。レアアース採掘総量規制の指標を、原則、6社大手レアアース集団傘下にある鉱山企業に配分する。
三、レアアース、タングステン採掘総量規制指標を配分後、省クラス自然資源主管部門は所在市、県クラス自然資源主管部門と共に、鉱山企業と責任契約を締結し、権限、義務や違約責任を明確にする。各地自然資源主管部門は、採掘権者におけるレアアース月間報告やタングステン四半期報告制度を実施し、オンライン上の報告における即時性、適切且つ規範的であるものを求める。
四、各地自然資源主管部門は、工業情報化主管部門と連携強化を図り、情報を共有する。レアアース、タングステン採掘総量規制指標に対する監督管理を強める。

2020年度省(区)レアアース採掘総量規制指標(第1期)
順番 省(区) レアアース酸化物(REO,t)
マグマ由来型鉱床(軽) イオン吸着型鉱床(中・重希土)
1 内モンゴル 35,375  
2 福建    1,750
3 江西    4,250
4 山東  2,050  
5 湖南   900
6 広東   1,350
7 広西 1,250
8 四川 19,000   
9 雲南   75 
合計 56,425 9,575
総計 66,000
2020年度省(区)タングステン採掘総量規制指標(第1期)
順番 省(区) タングステン精鉱(三酸化タングステン含有量65%,t)
主要採掘 総合利用
1 内モンゴル 600 400
2 黒竜江   950
3 浙江 250 75
4 安徽 450  
5 福建 1,365 500
6 江西 18,025 1,700
7 河南 5,875
8 湖北 150
9 湖南 10,450 2,050
10 広東 1,650 530
11 広西 1,500 500
12 雲南 2,925 375
13 陝西 650  
14 甘粛 1,045  
15 新疆 165 320
合計 39,075 13,425
総計 52,500
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