閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2020年3月12日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:政府、3月末にも国内製錬会社へのニッケル鉱石販売価格の下限設定

 2020年3月4日付地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省Yunus Saefulhak鉱物事業開発局長は3月2日、国内鉱業会社による国内製錬会社へのニッケル鉱石販売価格について、3月末にも価格の下限を設定する方針を明らかにした。同局長によれば、毎月同省が設定しているHPM(Harga Patokan Mineral:鉱物ベンチマーク価格)に加えて、国内鉱業会社の運営コスト等も勘案した基準になるとのこと。また、設定する下限価格と現実の販売価格にバッファーを設ける可能性もあるが、これについては現時点で未定であると述べた。
なお、インドネシアニッケル鉱業協会(APNI)は従前より、2020年1月1日から実施されているニッケル鉱石の再度の全面輸出禁止措置に際し、鉱石の国際販売価格が国内製錬会社向け販売価格より高値であり、それにより鉱業会社が被る損害について懸念を示し、批判していた。鉱業会社には、2019年まで輸出可能であった品位1.7%以下の鉱石の在庫が積み上がっているという。

ページトップへ