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2020年3月23日 リマ 栗原健一

ペルー:エネルギー鉱山省、鉱業関連規則の改正を発表

 2020年3月3日付け地元各紙によると、Prospectors and Developers Association of Canada(PDAC)に出席したエネルギー鉱山省(MINEM)のVilca大臣は、鉱業活動の促進を目的とした規則改正を発表した。
改正の対象となるのは、①鉱物採掘・処理・一般作業・輸送・貯蔵活動における環境保護・管理規則(Reglamento de Protección y Gestión Ambiental para las Actividades de Explotación, Beneficio, Labor General, Transporte y Almacenamiento)と、②鉱業探鉱活動における環境保護規則 (Reglamento de Protección Ambiental para las Actividades de Exploración Minera)であり、①については3月3日付けで大統領令DS005-2020EMが公布され、76条、102条、132条と最終補完規定1条が改正された。主な改正ポイントとしては、環境負荷の低い変更を行う場合、これまで最大3回までとされていた技術根拠報告書(ITS)の提出回数の上限が、事実上撤廃されたことが挙げられる。
 一方、②に関しては3月2日付けで改正案が発表され、3月16日までパブリックコメントの受付が行われている。本改正案では、2017年末に公布された同規則の6条、10条、16条、21条、39条、44条、56条、58条、60条、62条、63条、68条と移行補完規定の改正が提案されており、主なポイントとしては、探鉱プロジェクトにおいて、環境影響調査(DIAやEIAsd)の変更やITSの提出を経ず、MINEMへの事前申告(Comunicación Previa)のみで行える変更の種類が、現行規則から大きく増加していること(56条)、探鉱活動の閉鎖報告書提出後、環境評価・監査庁(OEFA)により行われる査察や報告書提出に関し、現行規則には示されていない期限が定められていることなどが挙げられる。
 今後、MINEMはパブリックコメントの受付終了後、これらを反映した最終的な規則が公布される見通しとなっている。

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