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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年3月24日 北京 塚田裕之

中国:2020年1・2月、国内精製錫の生産について

 安泰科が国内17社の錫製錬所の生産統計を実施したところ、2020年1月及び2月の精製錫の生産総量は1月:1万t、2月:0.7万tであった。2月は前月比7.4%減少した。当期間の生産減少は、春節休暇または感染拡大によるものである。新型コロナウイルス肺炎による感染の拡大は1月下旬に始まり、一部の錫製錬所は点検作業行い、または適宜生産規制を実施していた。そのため国内の生産低減幅は月初めの予想値を上回った。2月も物流規制や従業員の職場復帰率の低さにより、製錬生産はさらに減少した。統計データによると、年間製錬能力1万t以下の小規模企業の多くでは、生産規制または生産停止した。年間製錬能力1~2万tの企業では、2月は1月と比べ下げ幅が50%~65%と大きく、年間生産能力2万t以上の製錬企業の半分は、通常の生産量の範囲内で変動したが、残り半分の企業は明らかに減少または生産停止した状況である。調査によると、各省・市の物流の運送状況は次第に改善しているが、製錬生産用の原料や補助材料の調達、錫地金等製品の販売は依然として課題を抱え、それに下流産業における生産再開の遅れや、海外の感染拡大により世界経済見通し悪化によるベースメタルの価格の下落により、錫市場は依然として弱い。

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