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2020年4月3日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:鉱業審議会、Moody’sの格付け引き下げを受けて、政府の経済構造改革の欠如を批判

 2020年3月28日付けメディアによると、格付け会社Moody’sが南アの外貨建て長期債の格付けをジャンク級にあたるBa1に引き下げた。引き下げの理由としては、財政力の継続的な悪化や構造的な低成長、また、現在の政策課題に効果的に対処できていない点を挙げた。また、新型コロナウイルス肺炎の急激な拡大により、世界経済の見通しがかつてないほど悪化している中、南アの状況は更に悪化するであろうとした。
 南ア鉱業審議会は声明を出し、今回の引き下げは、政府による経済、財政、国有企業政策に関する機会の逸失の積み重ねであり、その結果、継続的な競争力の低下、生産性の崩壊、民間部門投資の凍結をもたらしたとし、一連の経済構造改革が実施されなかった責任が南ア政府にあるとした。現時点では、新型コロナウイルス肺炎への対応と21日間の操業停止によって引き起こされる損失を最小化することを考えるべきであり、政府による対応を支援するとした。

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