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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年4月9日 ロンドン 倉田清香

その他:GlobalData社、2020年の世界の銅生産量予測を年間21百万tに下方修正

 2020年4月1日付けのメディア情報によると、英国のデータ分析会社・GlobalData社は、新型コロナウイルス肺炎の影響により、2020年の世界の銅生産量予測を当初の前年比3.4%増から1.9%増に下方修正した。当初はチリ、中国、ペルーにおける生産量の増加を予測していたが、需要の減少と採掘活動の中断の継続により、予測を修正した。しかし、採掘活動の中断による生産量の減少は、Cobre Panama鉱山とGrasberg鉱山における生産量の増加によって相殺されると同社は指摘している。2020年の銅生産量は21百万tと予測しており、これは2019年の20.6百万tよりわずかに多い。
 銅需要についても、新型コロナウイルス感染拡大以前の予測では前年比4.1%増としていたが、現在は前年比2.7%増と予測を下方修正している。同社によれば、これは中国における2020年1月中旬以降の建設活動の停滞と関係しているが、規制やロックダウンの緩和によって状況が徐々に改善している。一方、同社は、多くの国が不要不急の事業を制限すれば、世界的に需要が減少し続けると警告している。

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