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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年4月10日 シドニー Whatmore康子

豪:鉄鉱石大手のCOVID-19対応状況について

 BHP、Rio Tinto、Fortescue Metals Group社など豪WA州における鉄鉱石大手は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応として、鉱山やオフィスなどで社会的距離や厳密な衛生手順を設けているほか、シフト当たりの人員数を減らしたり、人的移動を制限するために労働シフトを最長で4週間に増やすなどの調整を試みている。
Rio Tintoは、シフト変更に影響を受けた一部の労働者に一時金として3,000A$を支給するとしている。Fly-in Fly-out(FIFO)の勤務体制による労働者に関しては、WA州政府がCOVID-19蔓延防止のためにFIFO労働者の他州からの入州に対する制限を強化したのを受け、BHPやRio Tintoは東部州などからそれぞれ300人、700人の労働者をWA州に事前に移動させている。現状では、いずれの企業もCOVID-19によって半期や年間の鉄鉱石生産量・出荷量に影響が生じるなどの発表は行っていない。Fortescue Metals社はPort Hedland港における鉄鉱石運搬船の停泊を、運搬船が最後の停泊地を出発した日から14日間は見合わせる措置を導入しているが、2019/20年度の鉄鉱石出荷量は170~175百万tという同社の目標幅に収まる見通しであるとしている。

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