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2020年4月28日 シドニー Whatmore康子

豪:QLD州、独立した環境保護当局が設置されていないことがもたらす数々の問題

 2020年4月21日付けの地元メディアによると、QLD州は豪州で唯一、環境保護委員会などの独立した環境保護当局が設置されていない州であるがため、数々の問題を抱えているとされている。同州では2009年にEnvironmental Protection Agencyが環境資源管理省に移管された後、現在は環境科学省(DES)が同州における環境規制を統轄している。QLD州廃棄物再生産業協会(Waste Recycling Industry Association of Queensland)のRick Ralph CEOはこの状況について、「DESは監視から法の行使まで複数の役割を担っているため、問題に直接対峙するよりも規則を変更することで対応する傾向がある。また、同省は調査においては人材や財源に限りがあるため、認可を取得済みの事業者への対応で手一杯で、認可を取得していない事業者の不正行為は見逃すことがある。」と述べた。また、環境保護団体Environmental Defenders OfficeのJo Bragg CEOは「DESは、プロジェクトがどんなに環境に打撃を与えるとしても、条件さえ付帯すれば進められるものと捉える風潮があり、これが同省の大きな問題点となっている。」と述べた。

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