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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2020年5月1日 シドニー Whatmore康子

豪:Alcoa社、資金繰り悪化とCOVID-19による影響などでWA州のアルミナ2工場の拡張を棚上げへ

 2020年4月23日付けの地元メディアによると、米Alcoa社はWA州で豪Alumina社と各60%、40%の権益比率で操業するWagerup、Pinjarraの2か所のアルミナ工場の拡張を2020年中は棚上げとする見通しとしている。両社はWagerup、Pinjarraの生産能力をそれぞれ2.6百万t/年から4.7百万t/年、4.2百万t/年から5.0百万t/年へと拡張予定だったが、2020年中はこれらを見送るとし、投資決定時期も明らかにしていない。この背景には、Alumina社が健全な財務状況である一方、Alcoa社は多額の負債を抱えているところに、COVID-19流行の影響によるアルミナ価格の下落で資金繰りが更に悪化しているためとされている。またAlcoa社は、電力コスト高などを理由にVIC州で操業するPortlandアルミニウム製錬所の売却または閉鎖を検討しているが、同社のBill Oplinger CFOは「COVID-19の流行によって、我が社が処分を検討している資産の売却は更に難しくなっている」と述べている。

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