閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2020年5月7日 シドニー Whatmore康子

豪:石炭、アルミナの価格が供給過多やCOVID-19の影響などで急落、豪企業は打撃を受ける恐れ

 2020年4月27日付けの地元メディアによると、石炭やアルミナの価格が同年2月時点と比較して24~40%急落しており、これらの鉱物を生産する豪企業の利益に打撃を与える恐れが出ている。石炭価格は現時点において、Newcastle港出し一般炭(NAR 5,500kcal/kg)が42.5US$/t、QLD州産原料炭が122.8US$/tと、2020年2月の月間最高値である各58US$/t、162US$/tから共に下落した。これは中国や南アなど石炭生産国で、COVID-19流行により休止されていた炭鉱の操業が再開され始めたことが一因である。特に中国における一般炭生産量の増加は著しく、Morgan Stanley社の報告によると2020年3月の国内生産量は2014年6月以来の高水準であった。アルミナ価格は2020年4月23日の時点で226US$/tと同年1月における280US$/tから下落しており、この背景には、アルミナを原料とするアルミニウムの世界供給が過去3か月間で2%以上増加している一方で、アルミニウムを使用する自動車の売り上げが落ちているため、アルミニウム需要が低下していることなどがあるとされている。

ページトップへ