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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年5月7日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、WA州Port Headland港における鉄鉱石輸出能力を290百万t/年から330百万t/年への拡大量を検討

 2020年4月28日付けの地元メディアによると、BHPはWA州Pilbara地域の鉄鉱石鉱山における生産量を拡大し、同州Port Hedland港からの輸出能力を現在の290百万t/年から330百万t/年に拡大する申請をWA州政府に行うことを検討中であることが明らかになった。BHPが「中国における鉄鋼生産量が今後、横ばいとなるため鉄鉱石価格は下落する」と予測しているにもかかわらず鉄鉱石輸出量の増加を検討しているのは、伯Minas Gerais州Brumadinho鉄鉱石鉱山における廃滓ダム決壊事故の影響で、Valeの鉄鉱石輸出量が過去18か月間にわたり計画を下回っている上、今後も同社が鉄鉱石輸出量において世界首位の座に返り咲くことが難しいのではないかとの見方が背景にあるとされている。また、BHPは今回の輸出能力拡大の試みに関連し、Port Hedland港や鉱山などで発生する粉塵をめぐって地域住民との間に軋轢が生じたことを背景に、今後5年間に300mA$を投じてPilbara地域における粉塵の排出削減と大気の質の改善を行う計画であると発表している。

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