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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年5月8日 リマ 栗原健一

ペルー:Minera IRL社、予想を上回る金生産量や売上を達成

 2020年5月4日、Minera IRL社は、COVID-19に係る国家緊急事態令下において、予想を上回る金生産量や売上を達成したと発表した。
 同社は、3月初頭にCOVID-19感染対策を強化し、現在までCorihuarmi金鉱山で感染者は出ておらず、4月の金生産量は想定を上回る2,060ozに達したほか、1,700US$/ozで販売することができたと説明した。
 また2020年の年間金生産量については、現在のところ22,500ozを維持するとし、原料供給や生産物の空輸には一定の制限が生じている中、鉱山には現状90日分の原料のストックが存在するほか、スイスValcambi社への生産物受け渡しは7か所の安全な経由ルートを経た上で履行していると説明した。その上で、キャッシュフローに十分な余裕があり、対処していくことはできるとの見方を示した。なお、同社は従業員数や従業員給与の削減は予定していないとし、現在は鉱山サイトで勤務する従業員は全体の48%、残りの52%は在宅勤務となっていると伝えた。
 さらに、開発金融公社(COFIDE)がMinera IRL社(本社:リマ)に対し、Ollachea金プロジェクト(Puno州)の開発資金として予定されていた最大240mUS$の融資を中止した後、リマ商工会議所(CCL)仲裁所がCOFIDEに対し、同社に32.6mUS$(賠償金18.7mUS$と逸失利益13.9mUS$)と利息の支払いを命じた件に関しては、国家緊急事態の終了後、COFIDEとの交渉を再開させたいとの考えを示した。

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