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2020年5月8日 北京 塚田裕之

中国:自然資源部、鉱産資源埋蔵量分類基準を発表

 現地報道によれば、自然資源部は「固体鉱産資源埋蔵量分類による基準」及び「石油ガス鉱産資源埋蔵量分類による基準」を提出、国家市場監督管理総局や国家基準化管理委員会により承認され、公表した。2020年5月1日より正式施行する。国家レベルでの固体鉱産資源や石油ガス鉱産資源埋蔵量分類の基準であり、国内鉱産資源管理にとって基本かつ指導的基準でもある。
 国内で現在実行している固体鉱産資源埋蔵量分類による国家基準は1999年に、また、石油ガス鉱産資源埋蔵量分類による国家基準は2004年に公表された。今回新たに公表した「固体鉱産資源埋蔵量分類」では、範囲、用語と定義、資源量と埋蔵量の区別、資源量と埋蔵量間の相互関係、資源量と埋蔵量の公開等の内容が含まれている。新たに公表した「石油ガス鉱産資源埋蔵量分類」では、範囲、用語と定義、探査および開発段階の区別、類型の区別、埋蔵量の状況、公開と使用等の内容が含まれている。埋蔵量分類による国家基準は、国内の鉱産資源管理、市場への投資および融資、企業の生産経営、国際協力等の需要に応じて、また、社会的認知及び情報取引コストを最大限引き下げるために改訂された。
 新しい「固体鉱産資源埋蔵量分類による基準」では、鉱産資源探査において一般調査、詳細調査、探査の三段階を設定し、鉱産資源埋蔵量は資源量及び埋蔵量に分類される。資源量は地質信頼性に基づき、低い順から高い順に推定資源量、確保資源量、確定資源量という三段階に分けられる。埋蔵量については、地質信頼性と実行可能性調査の結果により信頼埋蔵量と確定埋蔵量という2段階に分けられる。改訂後の分類基準は1999年版の16種資源埋蔵量類型から簡略化された。
 資源量データを公表する際、確定資源量、確保資源量、推定資源量をそれぞれ発表する必要がある一方、潜在的な鉱物資源や利用が困難な鉱物資源の場合、資源量データを公表するべきではないとした。また、資源量や埋蔵量データを公表する際に、資源量と埋蔵量の合計値を発表してはならないことも定められた。

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