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2020年5月11日 シドニー Whatmore康子

PNG:シンガポール上訴裁判所、PNG Sustainable Development Programの経営権を巡るPNG政府による上訴を棄却

 2020年5月5日付けのメディアによると、シンガポール上訴裁判所は、シンガポールで設立され約1.4bUS$の基金を保有するPNG Sustainable Development Program(PNG SDP)の経営権を巡り、PNG政府が同機関の経営陣を訴えていた裁判で、同政府による上訴を棄却した。PNG SDPはBHPが2001年、OK Tedi銅・金鉱山の操業により広範囲かつ長期的な環境破壊を行ったとして西部州の土地保有者から提訴されたことで同鉱山から撤退した後、同州における衛生や教育の促進、インフラ開発を目的とする機関として設立された。PNG政府は2013年にPNG SDPの経営権が同政府にあることを主張し、同機関の役員会がこれを避けるために規約を変更したことが不法であるとしてシンガポール高等裁判所に提訴していた。この訴えが2019年に棄却されたことを受けてPNG政府は、PNG SDPの経営権を同政府が保有していることについて、同機関と文書や口頭による合意がなされていたと主張し上訴したが、上訴裁判所はそのような合意の存在は確認できなかったとして、今般これを退けた。

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