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鉱種:
2020年5月12日 シドニー Whatmore康子

PNG:中Zijin社がPNG政府によるPorgera金鉱山採掘権更新の申請却下に、「中国との関係を大きく損なう」と反発

 2020年4月29日付けのメディアによると、Porgera Au鉱山を加Barrick Gold社と同じ47.5%の権益比率によるJVで操業する中国国有Zijin Mining Group(紫金鉱業集団)社は、PNG政府が同鉱山における特別採掘権の更新申請を却下したことに対し、同政府から正式な通知を受け取っていない上、同政府がPorgera鉱山を国営とするため設けたと想定する移行期間についても詳細を知らされていないと、反発している。同社のChen Jinghe会長はMarape首相に宛てた書簡において「PNG政府が特別採掘権更新の交渉を誠実に行わなければ、中国とPNGの二国間の関係が大きく損なわれることになる」と表明した。Barrick Gold社も申請却下について「Porgera鉱山の採掘権更新が却下され国営化されれば、地元のコミュニティや事業のみならず、地域経済やPNG国家全体にも財政面や風評面で甚大なリスクが生じる」としている。また同社はPNG政府が主張する、操業を継続させたままでの移行手続きは法的にも実務面においても不可能であるとして、同鉱山を2020年4月25日より操業停止としており、これに対してMarape首相は操業停止が移行期間中に続くようであれば、直ちに接収せざるを得ない可能性もあると警告している。

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