閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2020年5月21日 リマ 栗原健一

ペルー:エネルギー鉱山省、30鉱山(合計19社)の衛生プロトコルを承認

 2020年5月14日、エネルギー鉱山省(MINEM)のRodríguez鉱山総局長は「鉱業活動再開の要件・手続き及びプロトコル」と題したWebセミナーで講演を行い、既に30鉱山(合計19社)が第1段階における操業再開の要件となる衛生プロトコル(COVID-19監視・防止・管理計画)の承認を得たことを明らかにし、Las Bambas銅鉱山(Apurimac州)やConstancia銅鉱山(Cusco州)、Cerro Corona金・銅鉱山(Cajamarca州)などが操業再開に取り掛かっているとコメントした。
 同様に、業務再開に向けた手続きについての説明を行ったMINEMのRamos顧問室長は、鉱山内で勤務する請負業者(Contratista)に関しては、鉱業権者の衛生プロトコルの対象に含まれるため別途の手続きは必要ないとした一方で、サプライヤー(Proveedor)に関しては、各企業が生産省の衛生プロトコルに基づく手続きを別途行う必要があると説明した。
 一方、第2段階以降の鉱業活動再開について、鉱山の規模やキャンプ地の有無などに応じて1か月ごとの段階的再開が計画されていることに関して、鉱業セクターからは1か月ではなく2週間単位とするべきとし、期間短縮の要請が行われている。本件についてRamos顧問室長は、国家緊急事態の現在において、段階的な経済再開は政府全体としての方針であり、MINEM単独では判断できないとコメントした。
 他方、講演出席者の一人であったDe la Puente弁護士は、衛生プロトコルの履行状況に対する査察が実施されることになるが、保健省、労働監査監督庁(SUNAFIL)、エネルギー鉱業監督庁(OSINERGMIN)、環境評価・監査庁(OEFA)、地方自治体など複数の公的機関の権限重複や査察官の混乱を回避するため、統一的な査察方針を定めることが望ましいと意見した。

ページトップへ