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2020年5月25日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:連邦独占禁止局、Rusolovo社のPravourmiyskoe社における持分拡大を禁止

 2020年4月30日付けの地元報道等によると、連邦独占禁止局は、錫生産企業Rusolovo社(Seligdar社傘下)が有するPravourmiyskoe社(ハバロフスク地方のPravourmiyskoe鉱床の開発ライセンスを所有)における持分拡大を否定する決定を下した。Rusolovo社はPravourmiyskoe社の持分を33.33%取得することで、持分を66.66%に倍増する意向であった。独占禁止局はこの決定の理由について、この取引を認めれば、ロシア企業が生産する錫の国内市場での販売条件に、Rusolovo社が一方的に影響を与える可能性が高まるためだとしている。
 独占禁止局によると、現在Rusolovo社は別の錫精鉱生産企業Olovyannaya rudnaya kompaniyaの支配会社であり、同時にPravourmiyskoe社の持分を33.33%保有している。2018~2019年の金属市場において、ロシアで生産される錫に関し、両社合わせて50%以上のシェア(うち35%がPravourmiyskoe社)を占めており、2020~2022年の錫精鉱市場における両社のシェアも最低でも50%を超える(うち25%がPravourmiyskoe社)とみられる。

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