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2020年5月26日 シドニー Whatmore康子

豪:QLD州議会が鉱業の産業過失致死罪に関する修正法案を可決、罰則が大幅に厳格化

 2020年5月21日付けのメディアによると、QLD州議会は、同州政府によって同年2月4日に提出された鉱業の産業過失致死罪に関する修正法案を可決した。この修正法案で鉱山や採石場における責任者は、重大な過失を理由とする労働者の死亡事故が発生した場合は最長で20年間と、現行法の2年間と比べて、はるかに長い懲役刑が科されることになる。また、法律違反に対する罰金額も最大4mA$へと増額され、統制規制当局はこれらの罰金を裁判を経ずして課すことが可能となる。QLD州政府はこのほかにも修正法案に基づき、35mA$を支出して鉱山労働者の安全と保健の向上に取り組み、2.2mA$を支出して鉱山における塵肺症の早期発見と予防を目的とした移動式検査所のサービスを行うなどとしている。QLD州では過去2年間で鉱山事故により8人の死者が発生しており、2020年5月にはAnglo Americanが操業するGrosvenor炭鉱でガス爆発事故が起きて作業員5人が重傷を負っているが、同州Anthony Lynham鉱山大臣はこの件について「受け入れ難いことだ」と述べている。

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