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ニュース・フラッシュ

鉱種:
スカンジウム
2020年5月29日 バンクーバー 川井隆宏

加:Rio Tinto、廃棄物からの高純度の酸化スカンジウムの抽出法を開発中

 Rio Tintoは、加QC州にある同社の二酸化チタン製造施設において廃棄物から高純度の酸化スカンジウムを抽出する方法を開発している。
 同社はパイロットプロジェクトの一環として、2019年後半から同社の研究開発センター(RTFT)で開発された新プロセスを使用し、QC州Sorel‐Tracyに位置する二酸化チタン製造施設で発生する副産物から市場品位を満たす酸化スカンジウムの生産に向けて取り組んでいる。同施設では、 Havre-Saint-Pierre近郊のLac Tio露天掘り鉱山で採掘されたイルメナイトから二酸化チタンを製造している。
 同社によると、このプロセスは現在、パイロットプラントによる大規模試験の段階にあり、低製造コストかつ、最小限の設備投資により、それまで廃棄物とされていたものから価値を生み出すことで酸化スカンジウムの市場を拡大する可能性があると言う。
 尚、スカンジウムは希土類元素の一つで、固体酸化物形燃料電池の性能向上や、航空宇宙産業やスポーツ用品などに使用される高性能アルミニウム合金の製造に使用される。

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