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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2020年6月1日 シドニー Whatmore康子

ニューカレドニア:New Century社、Goroニッケル・コバルト鉱山の取得に向け、Valeとの独占交渉を実施

 2020年5月26日付けの地元メディアによると豪New Century Resources社は、ニューカレドニアのGoroニッケル・コバルト鉱山の権益95%を伯Valeから取得すべく、同社と60日間の独占交渉期間に入った。New Century社がGoro鉱山を取得する場合、Valeが同鉱山関連で抱える数億US$規模の負債はNew Century社に引き継がれず、さらにValeから資金提供される可能性もあるとしている。ValeはGoro鉱山のNi事業を2011年に開始して以来、精錬プロセスが複雑であることから精錬済Ni製品の設計生産能力(最大57千t/年)を達成できず、これまでに総額で約9bUS$を支出し、2019年には2.51bUS$の減損損失を計上した(2019年の生産量は23.4千t)。Valeは現在、同鉱山の操業プロセスを簡素化するため、酸化Ni精錬所を閉鎖して電気自動車(EV)向け電池に需要のあるNiとCoの混合水酸化物(MHP)のみを生産し、サプロライト鉱石をDSO販売する計画を進めており、New Century社はこれについて「Goro鉱山での長期的に持続可能な操業により、NiやCoの世界的な供給者に移行させる」としている。New Century社はこれまでNiやCoの事業経験はないが、WA州でNovaニッケル鉱山を操業する豪IGO社が2020年4月に同社の株式約20%を20mA$で取得しており、New Century社によるGoro鉱山取得を支持している、とメディアは報道している。

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