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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年6月3日 シドニー Whatmore康子

豪:豪連邦高等裁判所、WA州Solomon Hubにおける先住権原を認めた判決に対するFortescue Metals社の上訴を棄却

 2020年5月29日付けのメディアによると、Fortescue Metals Group社が操業するWA州Pilbara地域のSolomon Hub鉄鉱石鉱山を含むエリアにおいて、「先住民Yindjibarndi族のグループYindjibarndi Aboriginal Corporation(YAC)に対して排他的先住権原を認める」と豪連邦裁判所が2017年に下した判決に対し、Fortescue社は異議を唱えて上告していたが、豪連邦高等裁判所は同社の上告を棄却した。YACは2003年より2,700km2に及ぶPilbara地域の一部の先住権原を主張していたが、2005年にFortescue社がSolomon鉄鉱石鉱床を発見し、YACと土地利用に関し交渉するも2008年に決裂。その後同社は、YACとの合意がないままSolomon Hubの操業を行っており、両者間において訴訟となっていた。Fortescue社は、今回の連邦高等裁判所による上訴棄却は残念な結果ではあるものの受け容れるとしている。一方、YACのMichael Woodley CEOは「Fortescue社がSolomon Hubの操業を2013年に開始して以来、この操業で同社が得た利益の10%相当額を賠償金として請求するよう、Yindjibarndi族コミュニティに提案する」と述べており、これに基づけばFortescue社は約2bA$の賠償額を請求される可能性がある。

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