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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2020年6月3日 シドニー Whatmore康子

ニューカレドニア:社会主義独立派政党Palika党、ValeやSLN社によるニッケル鉱石のDSO販売計画を非難

 2020年5月28日付けのメディアによると、ニューカレドニアの社会主義独立派政党であるParty of Kanak Liberation(Palika)党が、仏Eramet社の子会社Societe Le Nickel(SLN)社や伯Valeがニューカレドニアで生産するニッケル鉱石のDSO販売を計画していることに対して、強い反発を示していることが明らかになった。ニューカレドニアでは、未処理の鉱石を海外に輸出することは鉱業法で禁止されているが、SLN社は2019年に、今後10年間に渡り40千t/年のNi鉱石をDSO販売することをニューカレドニア政府から特別に認可されている。また、Valeも保有するGoro Ni・Co鉱山の権益95%の売却交渉を豪New Century Resources社と進める中、同鉱山における操業合理化の一環として酸化Ni精錬所を閉鎖し、サプロライト鉱石をDSO販売することを計画しており、これらが現在提案されている鉱業法の改正の背景にあるとされている。Palika党は両社の販売計画を「自分たちの失策の付けをニューカレドニア人に払わせる恥ずべき行為で容認できない」と非難しており、ニューカレドニアで採掘されるNi鉱石は、独立派が大半を占める北部州の自治体や部族が51%の権益を保有するKoniambo Nickel社によって処理されるべきとしている。

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