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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年6月11日 シドニー Whatmore康子

豪・ブラジル:鉄鉱石価格、ブラジルにおけるCOVID-19流行に伴う鉱山閉鎖で高騰

 2020年6月9日付けの地元メディアによると、ブラジルでのCOVID-19流行に伴う鉄鉱石鉱山閉鎖を背景に鉄鉱石価格が高騰しており、中国大連市の取引市場では、同月8日に110US$/t超の価格に達した。このような価格高騰の影響で、豪州の2019/20年度における鉄鉱石輸出額は前年度の76bA$を上回り100bA$を超える史上最高の水準に達するのではないかとメディアは予測している。ブラジルはCOVID-19の感染者数が世界で3番目に多く、Valeが操業するMinas Gerais州Itabira鉄鉱石鉱山では作業員の188人がCOVID-19陽性となり、現在閉鎖されている。Itabira鉱山は、Valeの2019年における鉄鉱石生産量の12%を占めている。Valeは今回の鉱山閉鎖後も2020年の年間生産量予測を下方修正していないが、香港を拠点とする証券会社Tianfeng Futures社のアナリストは「鉱山閉鎖が長引けば、Valeの鉄鉱石減産量は2019年のBrumadinho廃滓ダム決壊事故の影響を上回ることになるだろう。」と予測している。

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