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ニュース・フラッシュ

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2020年6月17日 サンティアゴ 椛島太郎

チリ:El Mercurio紙による大手鉱山労働者の新型コロナウイルス肺炎感染者数

 El Mercurio紙は、6月12日現在の大手鉱山会社(17社)の新型コロナウイルス肺炎感染者数について、1,040名の感染事例があると報道した。内訳は、自社労働者336名(32%)、請負労働者704名(68%)であり、国内感染者の0.7%を占める。
 鉱山会社は感染予防対策として、出勤する労働者の数を減らしている。鉱業省のデータによれば、パンデミック前の大中小鉱山会社の全労働者数(請負除く)は、217,696名であったが、5月31日時点で、常勤で働く労働者は、113,952名(全労働者の52.3%)であった。また、テレワークを行う労働者は、13,309名(全労働者の6.1%)であった。
 また、85,313名(全労働者の39.1%)は、労働者を輸送するバスや鉱山内の食堂などの密集度を下げるために、自宅待機(出勤停止)となった。Prokurica鉱業大臣の説明によれば、出勤停止となった労働者の半数は、プロジェクトの建設作業に携わり、鉱山会社は感染リスクを減らすために、また、コストを抑えるために建設を中止した。残りの半数の労働者は、感染リスクの高い65歳以上の高齢労働者か慢性疾患を持つ労働者である。

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