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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年6月17日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、先住民遺跡保護の問題でWA州South Flank鉄鉱石プロジェクトに遅延や計画変更の可能性

 2020年6月11日付けの地元メディアによると、BHPは同社がWA州で5.2bA$を投じて進めるSouth Flank鉄鉱石プロジェクトにおいて、現地における先住民遺跡の保護を巡り、計画に遅延や変更が生じる可能性が出ている。BHPは同プロジェクトにおいて、最古のもので15,000年前とされる先住民遺跡40か所を破壊する認可を2020年5月29日にWA州政府より取得したが、この5日前にRio TintoがWA州Brockman 4鉄鉱石鉱山において発破作業を行った際、先住民の岩石住居遺跡を破壊したことで各方面より強い批判を浴びていることを背景に、South Flankプロジェクトに関して、現地で先住権原を保有するBanjima部族と遺跡についての協議を行うと発表した。BHPはこの協議が十分に行われるまで、遺跡は破壊しないとしている。South Flankプロジェクトは2021年からの生産開始(生産目標値80百万t/年)としているが、この先住民遺跡保護に関する対応によってどれだけの遅延や計画変更が生じるかは、未だ明らかとなっていない。

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