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2020年6月24日 シドニー Whatmore康子

豪:豪州鉱物資源評議会、脱炭素経済と気候変動への取り組みを目的とする行動計画「Climate Action Plan」を発表

 2020年6月22日付けの地元メディアによると、豪州鉱物資源評議会(MCA)は、脱炭素経済と気候変動への取り組みをまとめた行動計画「Climate Action Plan」を発表した。同計画は「脱炭素を達成するためのテクノロジー開発」、「気候変動に関する報告の透明性向上」、「気候変動への取り組みに関する知識の共有」という3つの目標にむけ、永続的な10点の行動枠組みの設定と、3年ごとに更新される30項目の幅広い作業計画によって構成され、毎年その評価と報告が行われる。MCAは、同計画においてパリ協定及び同協定を背景とする炭素排出量実質ゼロの実現を約束しているが、その目標年は設定していない。また、MCAは同計画の実施においても石炭産業に対する支援は引き続き行うとしている。MCAは近年、温室効果ガスの排出削減に対する対応が十分ではないとして環境活動家や金融機関などからの批判に晒され、加盟企業であるBHPが環境系株主からの圧力によって同評議会からの脱退を迫られるなど、苦境に立たされている。このClimate Action Planに関しては、炭素排出量実質ゼロの目標年が設定されていない点や、Scope 3排出量が考慮されていない点などで、不十分なものであるとの批判の声が一部の投資家から上がっていると報じられている。Climate Action Planは以下のリンクからダウンロード可能である:
https://minerals.org.au/sites/default/files/MCA%20Climate%20Action%20Plan_22_June_20.pdf

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